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第73回トニー賞受賞の最高傑作を超豪華キャストと白井晃の演出で上演!

ゲイの友人たちによる一夜の誕生パーティーでの出来事を通して、LGBTの人々を取り巻く社会の現実や、それぞれのアイデンティティ、愛憎などを真正面から描いた会話劇。1968年にオフ・ブロードウェイで初演され、演劇界のみならず社会にも大変な衝撃を与えた『ボーイズ・イン・ザ・バンド ~真夜中のパーティー~』を、初演から50年を迎えた2018年、ブロードウェイで新たに構築し直し、トニー賞の演劇リバイバル作品賞を受賞した作品の日本版が本作です。

主演のマイケル役に安田顕、マイケルの恋人ドナルド役に馬場徹、真面目な数学教師のハンク役には川久保拓司、誕生パーティーのプレゼントとして派遣されてくる男娼のカウボーイに富田健太郎、インテリアデザイナーのエモリーに浅利陽介、ファッションカメラマンのラリーに太田基裕、アフリカ系米国人のバーナードに渡部豪太、マイケルの友人である弁護士で、メンバー内では唯一のストレート、アラン役に大谷亮平、そしてこの夜の誕生パーティーの主役でもあるハロルド役に鈴木浩介が決まりました。

この豪華キャストたちが白井晃演出とのタッグで新たな『ボーイズ・イン・ザ・バンド ~真夜中のパーティー~』に挑みます!

THE BOYS in the BAND

1968年オフ・ブロードウェイで初演され、1000回を超える公演を重ねたワンシチュエーションの傑作会話劇。70年には舞台版と同じキャストによってウイリアム・フリードキン監督が映画化。ハリウッド作品としては初めて 同性愛者を真正面から描いた作品と言われる。日本国内では故・青井陽治氏の翻訳・演出で83年に初演され、様々な俳優陣によって上演されている。

初演から50年を経た2018年、オフ・ブロードウェイではなくオン・ブロードウェイで、全員がLGBTであることを公言しているキャストたちにより4月から8月にかけて期間限定の上演が行われた。出演したのは、人気ハリウッドスターやブロードウェイのスターの9人。主役のマイケルには、『ビッグ・バン・セオリー』のジム・パーソンズ、ハロルドには映画『スター・トレック』シリーズのMr.スポック役でお馴染みのザッカリー・クイント。他にマット・ボマー(『ホワイトカラー』)、アンドルー・レイノルズ(『ガールズ/GIRLS』)、チャーリー・カーバ―(『デスパレートな妻たち』)、ロビン・デ・ジーザス(ミュージカル『ウィキッド』)、ブライアン・ハッチソン(ミュージカル『マン&ボーイ』)、マイケル・ベンジャミン・ワシントン(『アンブレイカブル・キミー・シュミット』)、タック・ワトキンス(『デスパレートな妻たち』)といった錚々たるキャストが結集した。

15週間の限定上演にもかかわらず、連日スーザン・サランドンやジェシカ・ラングなどのハリウッドスターが観劇に来場、三大ネットワークのトークショー番組ではキャストたちが連日出演するなど、大変な話題となった。翌19年には、米国の主要な演劇賞である第73回トニー賞において、「ノーマーク」とされながら演劇リバイバル作品賞を見事受賞。原作のマート・クローリーがトロフィーを手に、この50余年のLGBTを取り巻く環境の変化に涙しながらスピーチを行った。そして、マート・クローリー氏は2020年3月7日にご逝去されました。心よりご冥福をお祈り致します。

物 語

真夏のニューヨーク。アッパー・イーストサイドにあるマイケルのアパートでは、ゲイ仲間のハロルドの誕生日を祝う準備が進められていた。次第に仲間たちが集まりパーティーが始まろうとしている時、マイケルの大学時代の友人、アランがやってくる。唯一のストレートであるアランの存在はマイケルたちの感情に変化をもたらし、雰囲気が徐々に険悪になりつつある中、パーティーの主役であるハロルドが現れる。パーティーは更に荒れ、マイケルは強引に「告白ゲーム」を始める。それは、心から愛している、または愛していたと思う相手に電話をかけ、直接「愛している」と告げると言うものだった。これをきっかけに、それぞれの過去や本音が暴露されていく。

果たして、それぞれは誰に電話をかけ、どんな告白をするのか。そして、マイケルにゲイであることを隠していると責められるアランは一体誰に告白の電話をかけるのか。
やがてパーティーが終わったあと、男たちはどこへ向かうのか……。


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